下肢静脈瘤とは?症状と原因を知ろう
下肢静脈瘤は、足の静脈が膨らんでコブのようになる病気です。血液が逆流しやすくなり、血管が浮き出ることで見た目の問題だけでなく、むくみやだるさ、痛みを引き起こすこともあります。
主な原因としては、長時間の立ち仕事や加齢、遺伝的な要因が挙げられます。特に女性に多い病気ですが、男性にも発症することがあります。
血管内焼灼術とは?
血管内焼灼術は、下肢静脈瘤の治療法の一つで、カテーテルを使って静脈を高温で塞ぐ方法です。メスを使わずに済むため、比較的負担が少ない治療法として広まっています。
しかし、日本静脈学会の声明によると、一部の医療機関で本来必要のない症例に対して血管内焼灼術が行われていることが問題視されています。
【不適切な治療に注意!】
血管内焼灼術は効果的な治療法ですが、すべての下肢静脈瘤に適用できるわけではありません。日本静脈学会は、次のようなケースに対する血管内焼灼術は不適切な治療と警告しています。
- 正常な静脈(弁不全のない静脈)への施術
- 静脈の拡張はあるが症状がない場合
- 特定の部分だけの弁不全
- 静脈うっ滞症状のない軽度の静脈瘤
- 将来の静脈瘤予防や血栓予防を目的とした施術
このようなケースでは血管内焼灼術を行うべきではなく、保存療法(弾性ストッキングの着用など)が推奨される場合があります。
適切な治療法を選ぶために
下肢静脈瘤の手術が必要な場合は、
- うっ滞性皮膚炎がおこっている場合
- 静脈瘤による症状があってつらい場合
- ご本人が外見が気になる場合 の3つです。
そのうえで手術の対象となるかを判断するには超音波検査(エコー検査)が必要です。
エコー検査で足の静脈の血液が逆流している事が手術の条件です。血液が逆流していない場合は手術の対象外となります。
下肢静脈瘤の治療を受ける際は、信頼できる専門医に相談し、治療が本当に必要かどうか確認することが大切です。適切な治療を受けることで、症状の改善だけでなく、再発を防ぐことにもつながります。
不安なことがあれば、専門医のカウンセリングを受け、納得のいく治療を選びましょう。
まとめ
下肢静脈瘤は身近な病気ですが、適切な治療を選ぶことが重要です。ETAは有効な治療法ですが、すべての患者に必要なわけではありません。不適切な治療を避けるためにも、信頼できる専門医の診断を受けましょう。
目黒外科のご紹介
東京都品川区にある目黒外科では、下肢静脈瘤専門の診療を行っています。豊富な経験を持つ医師が、一人ひとりの症状に合わせた最適な治療を提案します。無料相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。