足の静脈瘤が破れて大出血!出血性静脈瘤の原因・対処法について徹底解説

下肢静脈瘤の症状

【出血性静脈瘤(blue blebs)とは?】

出血性静脈瘤(blue blebs)とは、足の皮膚のすぐ下にある青黒い小さな静脈瘤が破れて出血する状態のことです。特に高齢者・皮膚が薄くなった方・長時間の立ち仕事をする方に多く見られます。

静脈瘤とは、血液が逆流して静脈が膨らむ病気です。その中でも出血性静脈瘤(blue blebs)は、静脈が皮膚のすぐ下にあり、ちょっとした刺激でも皮膚が破れて大量出血する危険性があります。

出血性静脈瘤(blue blebs)の特徴

  • 青黒く膨らんだ静脈が皮膚のすぐ下に見える
  • 皮膚が非常に薄く、簡単に破れやすい
  • 破裂すると大量出血し、止血が難しいことがある

特にお風呂場や寝ている間に破れてしまうことが多く、出血に気づかず貧血を起こすこともあります。一人暮らしの高齢者では命に関わる可能性もあります。

【出血性静脈瘤の原因】

出血性静脈瘤は長年の下肢静脈瘤の放置や、皮膚の老化が主な原因です。以下のような要因が関係しています。

原因となる要素

  • 長時間の立ち仕事や座りっぱなし
  • 加齢による皮膚の薄化
  • 静脈弁の機能低下による血流の逆流

長期間放置すると、血管の壁がさらに弱くなり、破れやすくなります。

【出血性静脈瘤の応急処置】

出血した際の応急処置

出血が起こった場合は、まず圧迫止血を行うことが重要です。勢いよく出血するので焦ってしまいますが、出血している部位を指で押さえるだけで出血は止まります。

一刻も早く出血が止まって欲しいという気持ちから、気が急いて何度も押さえていた手を放して止血されたか確認しがちですが、10~15分待ちましょう。

自宅でできる圧迫パッドの作り方

圧迫パッドは、出血を抑えるために局所的に圧迫をかける道具です。簡単に自宅で作ることができます。

材料
  • コットンや脱脂綿(なければティッシュを丸めたものでも可)
  • テープまたは包帯(なければタオルやハンカチで縛る)
コットンを丸める

コットンや脱脂綿約1cm程度の厚みになるように丸めます。少し押し固めると使いやすくなります。コットンや脱脂綿がない場合はティッシュペーパーを丸めて団子状に丸めても構いません。

テープや包帯で固定する

出血部位に当て、しっかりと圧迫できるようにテープや包帯で固定します。テープも包帯も見当たらない場合は圧迫パッドを出血部位に当てて、タオルやハンカチで縛りましょう。

  • 出血が止まるまで圧迫(10~15分間が目安)
  • 圧迫後も出血が続く場合はすぐに医療機関を受診

出血が止まった場合も、できるだけ日にちを開けずに医療機関を受診しましょう。

【出血性静脈瘤の治療方法】

出血性静脈瘤blue blebs)を伴う下肢静脈瘤の場合、治療は2つの方法を組み合わせて行います。

まず、blue blebs(青いふくらみ)に対しては、硬化療法(注射による治療)を行います。これは、血管内に硬化剤という薬を注入し、静脈を閉塞させることで血流をなくし、ふくらみを目立たなくする治療です。

一方、下肢静脈瘤自体には手術を行います。手術の方法には血管内焼灼術(カテーテル治療)血管内塞栓術(グルー治療)があります。

血管内焼灼術は、細いカテーテルを静脈の中に挿入し、熱エネルギーを使って異常な静脈を閉じる治療法です。この手術により、静脈瘤の原因となっている血液の逆流を防ぎ、症状を改善します。

血管内塞栓術は、医療用の接着剤を使って異常な静脈を閉じる治療法です。

【下肢静脈瘤の治療方法|症状に合わせた選び方を専門医が解説】を読む

このように、blue blebsには硬化療法を、下肢静脈瘤にはレーザー手術を行うことで、それぞれに適した治療を組み合わせ、より効果的に改善を目指します。

【まとめ】

出血性静脈瘤は放置すると危険です。一度出血したら速やかに専門医を受診し、治療を受けましょう。

【目黒外科のご案内】

目黒外科は、下肢静脈瘤専門クリニックとして、レーザー治療・グルー治療を行っています。2020年から5年連続で、日本国内で最多のレーザー治療実績を誇ります。

完全予約制で患者様一人ひとりにじっくり向き合い、最適な治療を提供しています。日曜診療を行っていますので、平日の受診が難しい方にも便利です。東京都内で静脈瘤治療をお考えの方は、ぜひ目黒外科へご相談ください。

タイトルとURLをコピーしました