【海外在住の日本人にとっての下肢静脈瘤治療】
海外にお住まいの日本人の方で、「足の血管が浮き出ていて気になる」「夕方になると足が重だるくてつらい」といった下肢静脈瘤の症状に長年悩まされている方が少なくありません。
ただ、「どの医療機関に相談すればよいのか分からない」「言葉が通じない環境で手術を受けるのは不安」といった理由から、治療を先延ばしにしてしまうケースも多く見られます。
そのような中で、「日本へ一時帰国するタイミングを利用して、安心できる環境でしっかりと診てもらいたい」と考える方が年々増えています。
背景には、現地の医療制度への不安や、専門的な説明を母国語で受けられないことへのストレスなどがあります。医師との細かなコミュニケーションがとれず、症状の本質が見逃されてしまうのではないかと感じている方も多いようです。
実際、当院には、アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国などから一時帰国中に受診される患者さまが毎月数名ずついらっしゃいます。中には「この機会を逃すと次はいつ帰国できるかわからない」という切実な思いで、短い滞在期間の中に手術を組み込んで来院される方も少なくありません。
【言葉の壁と医療制度の違い】
たとえば英語や現地語での医療相談は、専門的な言葉が多く、細かなニュアンスを伝えるのが難しいと感じる方も多いです。
また、医療制度そのものが日本と異なり、検査や手術の基準、保険の適用範囲がまったく違うこともあります。
「現地の医師からは様子を見ましょうと言われたけど、日本で見てもらったらすぐ手術が必要と言われた」
こうした声もよく耳にします。
【一時帰国中でも対応できるスピード治療】
目黒外科では、初診から検査、手術までを、最短1〜3日のご滞在で完了させることができます。お忙しい一時帰国のスケジュールの中でも、確実かつ効率的に治療を受けていただけるよう、事前のご相談から丁寧に対応しております。
日本に帰国する前にはメールなどオンラインで症状やご希望をお伺いし、あらかじめ診察や手術の予定を組むことで、日本滞在中の限られた日数を最大限有効に使えるようサポートいたします。
施術の中心は、「血管内焼灼術(けっかんないしょうしゃくじゅつ)」という、カテーテルを用いたレーザー治療です。この方法は、皮膚を大きく切ることなく、静脈の内側から焼き固めることで血流の逆流を防ぎます。
傷も小さく、出血も少なく、痛みも最小限。そのため、体への負担が非常に少ないのが特徴です。術後は包帯でしっかりと圧迫を行い、歩行もすぐに可能となります。
翌日には飛行機や新幹線に乗っての長距離移動も問題ありません。実際、手術の翌日に地方のご実家へ戻られたり、海外へ再出発される患者さんもたくさんいらっしゃいます。
「日常生活をほとんど崩さずに治療ができる」という点が、多くの海外在住者から高く評価されている理由のひとつです。
【帰国後の安心サポート体制】
一時帰国中に治療を受けた後、再び海外での生活に戻られる患者さまにも、安心して日常を過ごしていただけるよう、当院では術後のアフターケアにも力を入れています。
具体的には、オンライン診療やメールでのご相談を通じて、術後の経過を継続的にフォローしています。ちょっとした違和感や不安な症状があった場合にも、「誰に相談すればいいのか分からない」といった孤立感を抱えることがないよう、患者さまの心に寄り添った対応を心がけています。
「遠く離れた海外にいても、日本の専門医にすぐ相談できる」という安心感は、特に医療環境や言語に不安がある地域にお住まいの方にとって、大きな支えとなっているようです。
よくあるご質問
Q. 日本に一時帰国するタイミングで目黒外科の診察を予約したいのですが、どうすればよいですか?
A. はい、海外からでも簡単にご予約いただけます。以下の手順に沿ってお申し込みください。
まずは当院の公式Webサイトをご覧ください。
下記URLより、オンライン相談フォームまたは予約フォームにアクセスできます。
▶️ 目黒外科 予約フォーム
ご希望の日付と時間を選んでください。
ご帰国のフライトスケジュールや滞在日程が決まっている場合は、それに合わせて日程をお選びください。
ご連絡先メールアドレスは、必ず現在連絡の取れるものをご入力ください。
海外在住の方の場合、時差を考慮してメールでのご連絡を基本としています。
備考欄に「海外在住・一時帰国中」とご記入ください。
こちらの情報があると、手術のスケジューリングや検査の優先対応がしやすくなります。
予約完了後、当院スタッフより確認のメールをお送りします。
症状やご希望内容を事前にお伺いし、短期間のご滞在でも、初診・検査・手術まで完了できるよう柔軟に調整しております。まずはお気軽にご連絡ください。
目黒外科について
目黒外科は、下肢静脈瘤レーザー手術件数日本最多(2020年から5年連続)の実績を持つ、下肢静脈瘤専門クリニックです。
28年以上にわたり下肢静脈瘤治療に専念してきた院長が、診察・検査・説明・手術・フォローアップまで一貫して担当。
完全予約制・日曜診療対応で、忙しい方でも安心してご来院いただけます。
海外からの一時帰国中に下肢静脈瘤の治療をお考えの方は、ぜひ当院へご相談ください。
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院長著書のご紹介
目黒外科 院長・齋藤 陽は、下肢静脈瘤に関する知識をまとめた書籍
『専門医が教える世界一わかりやすい“下肢静脈瘤”の治療と予防』(医学通信社)を執筆しています。
実際の治療例を交えながら、下肢静脈瘤の原因・症状・最新治療法・セルフケアについて、専門医がやさしく解説した一冊です。
下肢静脈瘤に悩む方、治療を考えている方にぜひ手に取っていただきたい内容となっています。
📚 下肢静脈瘤についてさらに深く知りたい方にぴったりの一冊です。