足の血管がボコボコしているのは危険?下肢静脈瘤を放置した場合のリスクを専門医が解説
ふくらはぎや太ももに血管がボコボコと浮き出ている場合、
それは下肢静脈瘤の可能性があります。
下肢静脈瘤は命に関わる病気ではありませんが、
放置すると症状が進行し、生活の質を大きく低下させることがあります。
「見た目だけの問題」と思っている方も多いのですが、
実際には足のだるさ・こむら返り・皮膚炎・色素沈着などの症状につながることがあります。
この記事では、足の血管がボコボコしている場合に考えられる病気と、
下肢静脈瘤を放置した場合のリスクについて、
下肢静脈瘤治療を専門とする医師が解説します。
足の血管がボコボコしている場合は下肢静脈瘤の可能性
足の血管がボコボコと浮き出ている場合、
多くは伏在型静脈瘤と呼ばれる下肢静脈瘤です。

足の血管 ボコボコ
下肢静脈瘤は、足の静脈の弁が壊れることで血液が逆流し、
血管が拡張して蛇行する病気です。
特に次のような症状がある場合は、
下肢静脈瘤の可能性が高くなります。
- 足の血管がボコボコしている
- ふくらはぎがだるい
- 夜中や明け方に足がつる
- 夕方になると足が重い
- 足の皮膚が黒ずんできた
- 足に湿疹やかゆみがある
下肢静脈瘤を放置するとどうなる?
下肢静脈瘤は自然に治ることはほとんどありません。
時間とともに徐々に進行する病気です。
放置すると、次のような症状が現れることがあります。
① 足のだるさ・疲れやすさ
静脈の逆流が続くと、足に血液がたまりやすくなります。
その結果、夕方になると足が重い・だるいと感じるようになります。
② こむら返り
下肢静脈瘤の患者さんでは
夜間や明け方のこむら返りが多く見られます。
睡眠中に突然ふくらはぎがつる症状で、
生活の質を大きく下げる原因になります。
③ 色素沈着
静脈のうっ血が続くと、
足首周囲の皮膚が茶色や黒っぽく変色することがあります。

下肢静脈瘤 色素沈着 画像
これはうっ滞性皮膚炎の前段階です。
④ 皮膚炎・湿疹
皮膚の血流が悪くなることで、
湿疹・かゆみが生じることがあります。
⑤ 潰瘍(かいよう)
さらに進行すると、
皮膚がただれて治りにくい傷ができることがあります。
これを下腿潰瘍と呼びます。
下肢静脈瘤は見た目である程度判断できます
下肢静脈瘤の大きな特徴は、
足の血管がボコボコと浮き出ていることです。
足のむくみだけでは、
下肢静脈瘤とは限りません。
しかし、
血管がボコボコしている場合は
下肢静脈瘤の可能性が高いため、
専門医による診察をおすすめします。
下肢静脈瘤の治療方法
現在の下肢静脈瘤治療の中心は、
血管内焼灼術(レーザー治療)です。
細いカテーテルを血管内に挿入し、
逆流している静脈を内側から閉じる治療です。
- 局所麻酔で治療可能
- 日帰り手術
- 傷が小さい
- 回復が早い
身体への負担が少ない治療として
広く行われています。
当院の下肢静脈瘤治療の特徴
目黒外科は下肢静脈瘤治療専門クリニックです。
当院は
ボコボコ静脈瘤手術件数日本一を達成しており、
多くの患者さんの治療を行ってきました。
経験豊富な専門医が
超音波検査で正確に診断し、
患者さん一人ひとりに最適な治療を提案しています。
まとめ
足の血管がボコボコと浮き出ている場合、
下肢静脈瘤の可能性があります。
下肢静脈瘤は進行すると、
- 足のだるさ
- こむら返り
- 色素沈着
- 皮膚炎
- 潰瘍
などの症状を引き起こすことがあります。
気になる症状がある場合は、
早めに専門医へ相談することをおすすめします。
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