下肢静脈瘤は見た目でわかる?足のむくみ・だるさの原因と正しい受診の順序

下肢静脈瘤かどうかは「見た目」である程度判断できます

足のむくみ、だるさ、痛み、しびれ――。
こうした症状を感じて、インターネットで原因を調べている方も多いのではないでしょうか。

検索を進めるうちに「下肢静脈瘤」という言葉に行き着き、不安になっている方も少なくありません。
しかし、ここでひとつ大切なことがあります。

足のむくみの原因は、下肢静脈瘤だけではありません

足のむくみや違和感の原因は、実は非常にたくさんあります。

  • 心臓や腎臓など内科的な疾患
  • 整形外科的な問題(関節・筋肉・神経)
  • 生活習慣や姿勢、加齢による変化
  • 薬剤の影響

下肢静脈瘤は、こうした多くの原因の中のごく一部にすぎません。

下肢静脈瘤は「見た目」に特徴があります

下肢静脈瘤は、比較的見た目で判断しやすい病気です。

まず確認していただきたいのは、次の点です。

  • 足の表面に静脈がボコボコと浮き出ている
  • 血管がクネクネと蛇行している
  • 立ったときに特に目立つ

下の写真は、典型的な下肢静脈瘤の見た目の一例です。

下肢静脈瘤 画像

このように、静脈が明らかに目立つ場合は、下肢静脈瘤の可能性を考える必要があります。

見た目に変化がない場合、可能性は高くありません

一方で、

  • 静脈が目立っていない
  • 血管のボコボコがない
  • 見た目はほぼ普通に見える

このような場合、その症状の原因が下肢静脈瘤である可能性は非常に低いと考えられます。

決して「気のせい」や「我慢すべき」という意味ではありません。
むしろ、原因を正しく調べるためには、まず内科や整形外科を受診することがとても大切です。

専門クリニックを受診するタイミング

内科や整形外科で診察を受け、

  • 他に明らかな原因が見つからない
  • 下肢静脈瘤の可能性が否定できない

そのような状況になったとき、医師からの紹介状を持って専門クリニックを受診するのが、最も安心で無駄のない流れです。

下肢静脈瘤は、正しく診断し、必要な方に必要な治療を行うことが何より重要な病気です。

不安なときこそ、順番を大切に

インターネットで調べることは悪いことではありません。
ただし、情報が多いからこそ、不安が大きくなってしまうこともあります。

まずは足の見た目を確認し、
次に身近な医療機関で相談し、
必要があれば専門医につなぐ。

この順番を大切にすることが、結果としてご自身の体を守ることにつながります。

足の症状でお悩みの方が、少しでも安心して次の一歩を踏み出せることを願っています。

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28年以上にわたり下肢静脈瘤治療に専念してきた院長が、診察・検査・説明・手術・フォローアップまで一貫して担当します。
完全予約制・日曜診療対応で、忙しい方でも安心してご来院いただけます。
足の静脈瘤が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事を執筆した人

斎藤Dr
齋藤Dr
目黒外科 院長 齋藤 陽

  • 日本大学医学部卒
  • 外科専門医・脈管専門医
  • 下肢静脈瘤血管内焼灼術・指導医

下肢静脈瘤ひとすじ28年。
「切らない」「縫わない」独自の技術により、これまでに行った手術件数は8000件以上。下肢静脈瘤レーザー手術件数は2020年以来5年連続日本一。
著者:「専門医が教える 世界一分かりやすい下肢静脈瘤の治療と予防」
メディア出演:日本テレビ「世界一受けたい授業」ほか

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