ふくらはぎの血管がボコボコしている男性へ
「ふくらはぎの血管がボコボコ浮き出ている」
「昔からだから気にしていない」
「男だし、見た目はどうでもいい」
このように感じている男性は少なくありません。
しかし、ふくらはぎの血管がボコボコしている状態は、下肢静脈瘤が進行しているサインである可能性があります。
実際、下肢静脈瘤は女性に多いイメージがありますが、
男性にも少なからず発症し、気づかないうちに進行しているケースが多くみられます。
男性のふくらはぎに血管がボコボコ出やすい理由
男性で下肢静脈瘤が進行しやすい背景には、いくつかの要因があります。
立ち仕事・長時間労働
建設業、製造業、飲食業、医療・介護職など、
長時間立ちっぱなしの仕事に就いている男性は少なくありません。
立位が続くと、足の静脈にかかる負担が大きくなり、
静脈弁が壊れやすくなります。
症状を我慢しがち
男性は、
「多少の違和感は我慢する」
「病院に行くほどではない」
と考え、受診のタイミングが遅れる傾向があります。
その結果、気づいたときには血管がボコボコと目立つ段階まで進行していることも珍しくありません。
加齢・体重増加
加齢や体重増加も、下肢静脈瘤を進行させる要因です。
特に中高年男性では、若い頃に比べて足への負担が蓄積しています。
ボコボコしていても痛みがなければ大丈夫?
結論から言うと、痛みがなくても放置はおすすめできません。
下肢静脈瘤は初期には痛みが出にくく、
見た目の変化だけのことも多い病気です。
しかし、放置すると次第に以下のような症状が現れることがあります。
- ふくらはぎのだるさ・重さ
- 夕方になると強くなるむくみ
- 夜中のこむら返り
- 皮膚のかゆみや湿疹
- 皮膚の色素沈着
さらに進行すると、血栓性静脈炎や皮膚潰瘍といった合併症を起こすこともあります。
男性の下肢静脈瘤の治療はどう考える?
「男でも治療する必要があるのか?」と疑問に思われる方もいますが、
性別に関係なく、状態に応じた治療を検討することが重要です。
まずは超音波(エコー)検査で、
- どの血管に逆流があるか
- 進行の程度
- 治療が必要な段階かどうか
を正確に評価します。
そのうえで、経過観察・弾性ストッキング・血管内治療など、
ライフスタイルに合わせた選択肢を検討します。
まとめ
ふくらはぎの血管がボコボコしている男性は、
下肢静脈瘤が進行している可能性があります。
- 男性でも下肢静脈瘤は起こる
- 痛みがなくても進行する
- 放置すると将来的な負担が大きくなる
「仕事が忙しいから」「まだ我慢できるから」と後回しにせず、
今の状態を一度きちんと確認することが、将来の安心につながります。


