冬にこむら返りが増える理由と
下肢静脈瘤の見分け方
冬になると、「夜中に突然ふくらはぎがつる」「朝方に強い痛みで目が覚める」
といったこむら返りに悩まされる方が増えます。
一時的なものだろうと様子を見ているうちに、
「もしかして何かの病気では?」
「下肢静脈瘤と関係があるのでは?」
と不安になる方も少なくありません。
この記事では、
- なぜ冬にこむら返りが増えるのか
- 下肢静脈瘤が原因の場合、どんな特徴があるのか
を、分かりやすく解説します。
冬にこむら返りが増える主な理由
こむら返りは、ふくらはぎの筋肉が突然強く収縮することで起こります。
冬に増えやすいのには、いくつかの理由があります。
① 体が冷えて血流が悪くなる
寒い時期は血管が収縮しやすく、
足先やふくらはぎの血流が低下しがちです。
血流が悪くなると、
筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、
筋肉が異常に収縮しやすくなります。
② 筋肉を動かす機会が減る
冬は外出や運動量が減り、
ふくらはぎの筋肉を使う機会が少なくなりがちです。
筋肉の柔軟性が低下すると、
ちょっとした動きでもこむら返りが起こりやすくなります。
③ 水分不足に気づきにくい
夏と違い、冬は喉の渇きを感じにくいため、
知らないうちに水分摂取量が不足していることがあります。
水分不足は筋肉の異常収縮を招き、
こむら返りの原因になります。
下肢静脈瘤が原因のこむら返りとは?
こむら返りの多くは、
今お話ししたような一時的な体調や生活習慣が原因です。
しかし中には、
下肢静脈瘤が関係しているケースもあります。
下肢静脈瘤がある場合の特徴
次のような特徴がある場合は、
下肢静脈瘤が関係している可能性を考えます。
- ふくらはぎや太ももにボコボコと浮き出た血管がある
- 足がだるい、重い感じが慢性的に続いている
- 夕方になると症状が強くなる
- こむら返りが頻繁に起こる
下肢静脈瘤では、
静脈の血流がうまく心臓に戻らず、
足に血液がたまりやすくなります。
その結果、
ふくらはぎの筋肉が疲労しやすくなり、
こむら返りが起こることがあります。
見た目が重要な判断ポイント
ここで大切なのは、
こむら返りがあるかどうかよりも、
足の静脈が目に見えて浮き出ているかどうか
という点です。
見た目にボコボコした静脈瘤がない場合、
こむら返りの原因が下肢静脈瘤である可能性は
それほど高くありません。
その場合は、
冷え対策や水分補給、ストレッチなど、
生活習慣の見直しで改善することも多くあります。
受診を迷ったときは
「静脈瘤があるような気もするけれど、はっきり分からない」
「このこむら返りで受診すべきか判断できない」
そんなときは、
無理に来院する前に確認できる方法があります。
受診前にできる確認方法
受診を迷われている方は、
まずは写真診断で受診の目安をご確認いただけます。

無料画像診断
足の写真をお送りいただくことで、
- 下肢静脈瘤がはっきり確認できそうか
- 専門クリニックの受診が必要そうか
といった点を、受診前に整理することができます。
こむら返りの原因が下肢静脈瘤かどうかを考えるうえで、
ひとつの判断材料としてご活用ください。

