【専門医解説】下肢静脈瘤は冬に治そう!来夏までに完治させるための『逆算治療計画』

下肢静脈瘤の症状
下肢静脈瘤は冬に治せ!来夏までに完


⚠️ 冬こそ危険!症状が消えても静脈瘤が悪化している「隠れ進行」の仕組み

「夏は足がだるかったのに、冬になって楽になった気がする…」もしそう感じているとしても、下肢静脈瘤が治ったわけではありません。下肢静脈瘤は冬でも進行する病気です。

下肢静脈瘤 画像

知っておくべき真実:冬の症状軽快は「治癒」ではありません

寒い時期は血管が収縮するため、足に血液がたまる「うっ血」が一時的に改善し、だるさやむくみなどの症状が軽く感じられる方が多いです。しかし、これは病気が治ったわけではなく、症状が隠れているだけです。放置すると静脈瘤は水面下で進行し、来年の夏に症状が悪化するリスクがあります。

なぜ冬にこそ受診すべきか?

  • 進行を放置しない:症状が軽くなっている今こそ、エコー検査で正確な進行度を把握し、早期に根本治療の準備を始めるべきです。
  • 冬の乾燥と皮膚炎:冬は皮膚が乾燥し、静脈瘤による血行不良と相まって「うっ滞性皮膚炎」が悪化しやすい季節です。かゆみや色素沈着は重症化のサインです。
  • 活動量低下のリスク: 寒さで運動量が減ると、ふくらはぎのポンプ機能が弱り、結果的に静脈の流れが悪化します。

🗓️ 来年5月に間に合わせる!目黒外科の「冬の逆算治療計画」

下肢静脈瘤治療は計画的に行うのが成功の鍵です。特に夏は症状が悪化するため、薄着の季節を快適に迎えるには、冬の間に治療を終えることが理想的です。

【目標】来夏(5月)までに症状・見た目を改善する

時期 推奨アクション ポイント
11月~1月 無料画像診断 or 初診・足の静脈エコー検査 冬は予約が取りやすい時期です。まず病状を特定します。
12月~2月 日帰り治療(レーザー治療)実施 弾性ストッキングの着用が快適で、回復に最適です。
2月~4月 術後経過観察・細い血管の硬化療法(必要に応じて) 術後のフォローアップ期間もしっかり確保します。
5月以降 回復完了!快適な夏を迎える 症状の悪化を気にせず、夏のアクティビティを楽しめます。

今すぐ行動すれば、来年の夏はもう「足の悩み」で我慢しなくて済みます。

✨ 【専門医解説】下肢静脈瘤治療を冬に受けるべき3つの大きなメリット

夏は症状が悪化しますが、治療のしやすさという点では冬に大きなアドバンテージがあります。冬季治療の具体的なメリットを見ていきましょう。

1.弾性ストッキングの着用が圧倒的に楽!

治療後の回復を早めるために、一定期間弾性ストッキングを着用していただきます。夏の暑い時期は蒸れや不快感で着用が億劫になりがちですが、冬は防寒代わりになり、快適に継続できます。着用ストレスが少ない分、回復もスムーズになります。

2.傷跡を誰にも知られずに治せる

当院の日帰り治療は傷跡が非常に小さいですが、術後の経過で一時的に内出血などが残ることがあります。冬は長ズボンやタイツで足をしっかり覆うため、傷跡を気にせず治療後の回復期間を過ごせるという大きな精神的メリットがあります。

下肢静脈瘤ビフォーアフター写真

下肢静脈瘤ビフォーアフター写真

下肢静脈瘤ビフォーアフター写真

3.予約が取りやすく、じっくり治療を受けられる

夏場は症状悪化による駆け込み受診で予約が大変混み合います。冬は比較的予約が落ち着いているため、ご自身の都合に合わせてスムーズに検査や治療のスケジュールを組むことが可能です。

今すぐ、来年の「快適な足」を手に入れましょう。

症状が軽快している今こそ、静脈瘤治療の絶好のチャンスです。
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目黒駅 徒歩1分。日曜日も診療しております。
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下肢静脈瘤専門クリニック「目黒外科」のご案内

目黒外科は、下肢静脈瘤レーザー手術件数日本最多(2020年から5年連続)の実績を持つ、下肢静脈瘤専門クリニックです。
28年以上にわたり下肢静脈瘤治療に専念してきた院長が、診察・検査・説明・手術・フォローアップまで一貫して担当します。
完全予約制・日曜診療対応で、忙しい方でも安心してご来院いただけます。
足の静脈瘤が気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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院長著書のご紹介|下肢静脈瘤の治療と予防ガイド

目黒外科 院長・齋藤 陽は、下肢静脈瘤に関する知識をまとめた書籍
専門医が教える世界一わかりやすい“下肢静脈瘤”の治療と予防』(医学通信社)を執筆しています。

実際の治療例を交えながら、下肢静脈瘤の原因・症状・最新治療法・セルフケアについて、専門医がやさしく解説した一冊です。
下肢静脈瘤に悩む方、治療を考えている方にぜひ手に取っていただきたい内容となっています。


下肢静脈瘤の治療と予防に関する書籍の表紙画像

📚 下肢静脈瘤についてさらに深く知りたい方にぴったりの一冊です!

この記事を執筆した人

斎藤Dr
齋藤Dr
目黒外科 院長 齋藤 陽

  • 日本大学医学部卒
  • 外科専門医・脈管専門医
  • 下肢静脈瘤血管内焼灼術・指導医

下肢静脈瘤ひとすじ28年。
「切らない」「縫わない」独自の技術により、これまでに行った手術件数は8000件以上。下肢静脈瘤レーザー手術件数は2020年以来5年連続日本一。
著者:「専門医が教える 世界一分かりやすい下肢静脈瘤の治療と予防」
メディア出演:日本テレビ「世界一受けたい授業」ほか

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